茨城大学は、茨城県水戸市文京二丁目1-1に本部を置く日本の国立大学。1949年創立、1949年大学設置。大学の略称は茨大。
沿革
茨城大学の起源は、1874年に創立された水戸農学校、1920年に創立された茨城高等工業学校、1922年に創立された茨城師範学校、1943年に創立された水戸工業専門学校、1944年に創立された茨城師範学校第二部、1945年に創立された水戸工業専門学校第二部である。
1949年、これらの学校を統合して茨城大学が設立された。当初は水戸農学部、水戸工業学部、教育学部の3学部から構成されていたが、その後、1951年に医学部、1952年に理学部、1953年に経済学部、1965年に法学部、1982年に工学部、1994年に人文社会科学部、2004年に地域総合科学部が設置された。
学部・大学院
茨城大学は、現在、以下の9学部と13研究科を擁する。
教育
茨城大学は、地域に根ざした教育・研究を推進しており、地域未来共創学環を設置して、地域の課題解決に貢献する人材の育成に取り組んでいる。また、グローバル人材の育成にも力を入れており、海外からの留学生を積極的に受け入れている。
研究
茨城大学は、生命科学、医学、工学、理学、社会科学など、幅広い分野で研究を行っている。特に、農学部は、農業・食品分野で世界トップレベルの研究実績を誇っている。また、医学部は、再生医療やがん治療の分野で先進的な研究を行っている。
茨城大学は、茨城県内の企業や自治体と連携して、地域の産業振興や社会課題の解決に取り組んでいる。また、産学官連携センターを設けて、企業や自治体からの研究委託や共同研究などを積極的に推進している。
グローバル交流
茨城大学は、海外の大学や研究機関と交流を深め、グローバル人材の育成に取り組んでいる。また、海外からの留学生を積極的に受け入れており、現在、約1,000人の留学生が在籍している。
主な特色
茨城大学の特色としては、以下のようなものが挙げられる。
- 地域に根ざした教育・研究
- グローバル人材の育成
- 産学官連携
- グローバル交流
著名な出身者
茨城大学の著名な出身者としては、以下のようなものが挙げられる。
- 政治家：麻生太郎（元内閣総理大臣）、田中角栄（元内閣総理大臣）、鳩山由紀夫（元内閣総理大臣）
- 学者：上野直昭（物理学者）、小澤修治（経済学者）、西岡清一（歴史学者）
- 芸能人：中村俊介（俳優）、高橋一生（俳優）、吉田沙保里（レスリング選手）
まとめ
茨城大学は、茨城県を代表する国立大学であり、地域に根ざした教育・研究を推進している。また、グローバル人材の育成にも力を入れており、海外からの留学生を積極的に受け入れている。
