島根大学の概要や特色、学部について

島根大学は、島根県松江市に本部を置く日本の国立大学です。1920年に創立された旧制松江高等学校を前身とし、1949年に新制大学として発足しました。

現在、法文学部、教育学部人間科学部、医学部、総合理工学部、材料エネルギー学部、生物資源科学部の7学部と、人文社会科学研究科、人間社会科学研究科の2研究科を有しています。学生数は約6,000人、教職員数は約1,000人です。

教育・研究

島根大学は、地域に根ざした教育・研究を推進しています。

学部教育では、地域の歴史・文化・自然を活かした学びを重視しています。また、グローバル化に対応した教育にも力を入れており、留学生受け入れや海外留学制度を充実させています。

研究では、地域の課題解決につながる研究を推進しています。たとえば、地球温暖化少子高齢化などの社会課題の解決に向けた研究、地域の産業振興につながる研究などが進められています。

大学の特色

島根大学の特色として、以下の点が挙げられます。

  • 地域に根ざした教育・研究
  • グローバル化への対応
  • 少人数教育
  • 充実した学生支援

地域に根ざした教育・研究については、すでに述べた通りです。グローバル化への対応については、留学生受け入れ数は全国の国立大学で10位以内に入るなど、積極的に取り組んでいます。少人数教育については、平均の学生数は約30人であり、教員と学生の距離が近く、きめ細かい指導を受けることができます。学生支援については、奨学金制度や就職支援制度など、多彩な制度が整っています。

大学の附属施設

島根大学には、以下の附属施設があります。

島根大学図書館は、約200万冊の蔵書を有する、島根県内最大規模の図書館です。島根大学医学部附属病院は、300床の病床を有する、島根県の基幹病院です。島根大学教育学部附属小学校、中学校、総合理工学部附属高等学校は、教育実習や研究活動に利用されています。

卒業後の進路

島根大学の卒業生の進路は、就職と進学に大きく分かれます。

就職については、公務員、教員、金融・保険、製造業、サービス業など、幅広い分野で活躍しています。

進学については、大学院進学や就職を希望する学生が多く、近年は、大学院進学率も上昇しています。

まとめ

島根大学は、地域に根ざした教育・研究を推進する、島根県を代表する国立大学です。少人数教育や充実した学生支援など、学生の学びと成長をサポートする環境が整っています。